好きなのに、どうして動かないの?
恋愛相談で、特に多いのが「相手の気持ちを知りたい」という質問です。
「彼は私のことをどう思っているのか?」
「本当に私のことが好きなのか?」
気になる相手がいるなら、知りたくなるのは当然ですよね。
では、実際の鑑定では、どのように相手の気持ちを読み取っているのでしょうか。
今回は、相手の気持ちを見るときに、紀凜が何を大切にしているのかを聞いてみました。


紀凜、恋愛相談で「相手の気持ちを知りたい」という相談は多いですよね。
「彼は私のことをどう思っていますか?」「彼は私のことが好きですか?」
こういう場合、まずタロットで相手の気持ちを見るのかと思っていました。
まずは、お相手の生年月日が絶対必要です。
もちろん、いきなりタロットで占っていくことも可能ですよ。
最近は、個人情報の扱いがシビアになっているので、お相手の生年月日がわからない相談者も珍しくありません。その場合は、いきなりタロットで、となることもあります。


基本的には、生年月日が必要なのですか?
はい。西洋占星術で人物プロファイリングをするために、生年月日が必要です。
タロットで気持ちを見るにしても、ベースになるお相手の本質を分かった上でカードを引いた方が、より精確な占断ができます。
生年月日には、その人が先天的に持っている性質や特長が表れています。いわば、その人のDNAのようなものです。そこに後天的に受けた影響、親・兄弟・人間関係・教育・経験などが加味されて、一人の人間になります。
だから、何はなくとも生年月日から始まるのが、私の占いです。


なるほど。
では、タロットだけで「彼は私のことが好きですか?」と見るのではなく、その前に「彼という人間」を知っておくわけですね。
もちろん、タロットカードも占いの道具としては凄い力があります。
でも、タロットが教えてくれる様々なことも、彼という人間の性格や行動パターンを知った上で読み解くと、数段深く、詳細に見えてくるのです。
私の占いが相談者の人生を左右することもあるので「当たる」ことよりも「精確な占断」が大切だと考えています。


「当たる」よりも「精確な情報」なのですね。
では、実際にタロットで「相手の気持ち」を見る場合、何を見るのですか?
これは、その時その人に必要な答えをタロットカードが出してくれるので、ケースバイケースです。
でも、一つ言えることがあります。女性は「相手の気持ち」を重視しますが、大抵の場合「気持ち」があるから「行動」に結びつくとは限りません。人によっては、気持ちがあっても現実には何も反映されない場合もあります。


なるほど。
「好きなら、どうして連絡してこないのですか?」「好きなら、どうして動かないのですか?」
女性は、そう考えてしまいますよね。
では、そういう場合はどうするのですか?
「なぜ」の部分の理由をとことん掘り下げて、占って相談者に話します。
それこそ、相談者が納得するまでです。
相談者が本当に知りたいことは「彼の気持ち」ではなくて、その「なぜ」の部分が往々にしてあるのです。


「彼はあなたのことが好きです」で終わるわけではないのですね。
「好きなのに、なぜ動かないのか?」そこまで見るのですね。
そうです。
そこを解明しないと、女性が誤解したまま明後日の方向へ進んでしまいますよね。彼に気持ちがないわけじゃないのに、彼のことを諦めてしまうとか。
理由や原因が分かれば、相談者側がどうすれば状況が改善するのか、などの対処方法が分かりますから。


では、その対処方法は、相手によって変わるのですか?
もちろん、お相手の性格によって対処方法が変わります。
そのための生年月日からの人物プロファイリングだと言っても過言ではありません。
そして、私が長年かけて習得した「相手を動かすテクニック」も、相談者に伝授していきます。


なるほど。
では、そのテクニックについても……。
そこは企業秘密です。


やっぱりですか(笑)
でも、「相手の気持ちを知りたい」という相談でも、単純に「好きか嫌いか」だけを見ているわけではないのですね。
まず相手がどんな人なのかを知る。その上で、今どんな気持ちなのかを見る。そして、気持ちが行動に結びつかない場合は、その理由まで掘り下げる。そこまで分かって、初めて対処方法が見えてくるのですね。
そういうことです。
先程も言いましたが、人は感情だけで全てが決まっているわけではありません。相談者の悩みを解決するには、相手の気持ちだけではなく、相手の意思、相手が抱えている問題やしがらみなども知る必要があります。
相手の気持ちを知ることは、不安を解消したり、今の状況をどうすればいいのか考えたりする上では、大切な情報です。
でも、それだけでは現実を変えるところまではいかない。
……そこが、占いの難しいところなんです。厳しいけどね。


今回、紀凜の話を聞いていて、少し意外だったことがあります。
「相手の気持ちを知りたい」という相談なら、まずタロットで相手の気持ちを見るものだと思っていました。
ところが、紀凜の場合は、その前にお相手の生年月日が必要だという。
西洋占星術で、その人がどんな人なのかを知る。その上でタロットを見る。
つまり、カードに「彼の気持ち」を直接聞くというより、まず「彼という人間」を知った上で、その時に必要な情報をカードから読み取っていくわけです。
そして、もうひとつ印象に残ったのが、「気持ち」と「行動」は別だということ。彼に気持ちがあったとしても、それが必ず行動に結びつくとは限らない。
だから紀凜は、「彼はあなたを好きです」で終わらない。「では、なぜ動かないのか?」というところまで掘り下げる。これは、相談者にとってかなり重要なことだと思います。
「好き」という答えだけをもらえば、都合のいい方向へ解釈してしまうこともある。でも、動かない理由までわかれば、少なくとも現実を見誤る可能性は減る。
そう考えると、紀凜が「当たる」ことより「精確な情報」を大切にしているという意味が、少しわかった気がします。
相手の気持ちを知ることが目的なのではなく、相手を正しく理解するために、気持ちを見ている。
……なるほど。
「相手の気持ちを知りたい」という、いかにも占いらしい相談の裏側にも、ずいぶん色々な情報が必要なんですね。
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