王子がリビングに戻ってきた

先週の月曜日、我が家に愛猫4号のクローネがやってきた。
これで、我が家は猫3匹になった。

ソル、マルク、そしてクローネ。

クローネはかわいいし、愛猫3号マルクも元気いっぱい。
何より、マルクは遊び相手ができたのを喜んでいるようだ。

一方、王子こと愛猫2号ソルは、ずっと不機嫌だ。
もともと王子は、かなりエキセントリックな性格である。
そこが私は大好きなのだが、
気に入らないことがあると実にわかりやすく態度に出る。

マルクがやってきたときも、最初はかなり警戒していた。
それでも、時間をかけて少しずつ慣れてきた。
ようやくマルクのいる生活が落ち着いてきたと思ったところへ、
クローネがやってきた。

王子にしてみれば、
「また増えたのか」というところだったのかもしれない。

クローネが来てから、王子はリビングに来なくなった。
ずっと機嫌が悪い。
そんな王子を見ていて、私は少し落ち込んだ。

クローネを迎えたのは、
私のエゴだったのかもしれない。

クローネはかわいい。
マルクも楽しそうだ。
でも、王子が幸せじゃないのなら、私は辛い。

人間にとっては「新しい猫が増えた」という嬉しい出来事でも、
先住猫にとっては、自分の生活が突然変わることでもある。
そこは、人間の都合だけでは考えられないなと思った。

そんな王子が、昨晩リビングで寝ていた。
ただそれだけのことなのだが、私は嬉しかった。

3匹が仲良く並んで寝ていたわけではない。
クローネと遊んでいたわけでもない。
ただ、王子がリビングで寝ていた。

「ああ、戻ってきたな」と思った。

クローネが来て、まだ10日ほど。
マルクに慣れたと思ったところで、また新しい猫がやってきたのだから、
王子にとってはなかなか忙しい10日間だったのだろう。

無理に仲良くならなくてもいい。
一緒に遊ばなくてもいい。
王子が王子らしく自分の好きな場所でくつろげれば、それでいい。

猫3匹の生活は、まだ始まったばかりだ。
これから3匹がどんな関係になっていくのか。
しばらく観察してみようと思う。

まずは王子。
リビングへ、おかえり。

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